幼い頃、霊現象を利用した占いを行った記憶はありませんか?
地方によって呼び名は異なりますが、おおむねこっくりさんとして知られています。
10円玉に複数の人の指を載せ、狐の霊を呼び寄せるこのこっくりさんは小学生を中心に知られている占いです。
10円玉を載せた手の力を抜き、こっくりさんこっくりさんおいで下さいと呼びかけるとひとりでに10円玉が動き出し、様々な質問に答えるといった占いですが、勝手に手を離したり、こっくりさん、ありがとうございましたなど、別れの台詞を言わずに終了すると狐のたたりにあうと言われています。
実際にこのこっくりさんをおこなった小学生が自殺を図ったり、殺人を起こしたり、精神病に陥るといった報告も数多くされており、科学では証明できない現象として知られています。
このように小学生にとって恐ろしいこっくりさん占いですがなぜ人気があるのでしょうか?
その理由の一つに占いがよく当たることです。
なにも知らないはずのこっくりさんが参加者の秘密を知っていたり、恋愛関係に適切に答えるため、狐の霊が10円玉に取り憑いていると信じられています。
一方科学的な見地では、この現象は参加者が意図的に動かしているといった見解や本人は意識していなくても自己暗示的に動かしている、更には筋肉の痙攣で動くなど、霊の存在を否定する意見も沢山あります。
しかしながら、科学的に証明できない事例も多くあるため、まだまだ不明なことが多く謎を呼んでいます。
はたしてこっくりさんによる占いは本当に霊が宿っているのでしょうか?
疑問に思うなら一度こっくりさんで占いをしてみてはいかがでしょうか。